基本的な知識で注文の方法を書きましたがネット証券では実は「指値」と「成行」以外
		にさまざまな条件を加えた特殊な注文を気軽に行うことが出来ます。
		そのなかでも特に使用頻度が高く、重要な特殊注文は「逆指値」。
		これは「株価が一定以上になれば売り」、「株価が一定以下になれば売り」といった
		注文で、これを駆使することによって常にロスカットの逆指値を入れておくことによって
		たとえ株価が見れないときなども安心ですね。
		その他の特殊注文としては
		条件注文
		寄付成行・引け成行
		寄付や引けで成行を執行
		指成
		指値が約定しない場合、引けで成行
		成行残数取り消し
		成行を執行し、最初の約定分以外は取り消す
		高度な条件注文
		指値の自動訂正（W指値、ツイン指値
		株価が一定水準になったとき指値を訂正する注文
		＝例えば300円で買った株を350円で売ろうと指値を入れておきます。しかし株価が
		280円になってしまった場合には指値を280円に訂正します。
		反対売買の予約（Uターン注文、リバース注文
		通常の注文と同時に反対売買も同時に出す注文
		＝例えばA株に400円の買い注文を行い、約定すれば自動的に450円で売り注文を出します。
		
		以上の中でも特にW指値、ツイン指値と呼ばれる指値の自動訂正は便利☆
		通常の売り注文に加え、万が一の急落の際のロスカットも同時に行えお勧めです。

最長
注文期間

寄付/
引け注文

指成

成行残数
取り消し

逆指値

指値の
自動訂正

反対売買
の予約

±指値

		上記の表で「最長注文期間」は、注文が失効するまでの期間。
		「±指値」は「始値±いくら」といった形での注文

		以上のことから便利な注文方法で証券会社をえらぶのならば、カブドットコムか
		マネックス・ビーンズを選ぶのがお勧めとなります。
		一方でその他のイー・トレード証券、松井証券、オリックス証券、大和証券では
		「逆指値」も現状では使用できず、便利な注文といった面では遅れをとるのが残念です。