基本的な知識から
では まずここでほんとに基本的な株の知識を得ましょう☆
@ 株はどこで売買するの?
基本的に株を売買する際には証券会社に注文を出し、それを受けた証券会社が証券取引所で株の売買を行います。
証券会社に株の売買を注文するために、「口座」を開設しなければなりません。
その口座にお金を入金し、その範囲内で売買の注文を出来るようになるわけです。
A 株式市場ってなに?
株はその時々の時価によって、株式市場にて売買されています。 証券取引所のように株が売買されているところを、
株式市場と呼びます。 日本には、東京、大阪、名古屋、札幌、福岡に証券会社があり、さらに店頭市場
(ジャスダックやヘラクレス)と言う、株式市場があり、そこでは証券会社間のネットワークを通じて「店頭公開株」
が取引されます。
B 株価の変化はどうして起こるのか?
根本的なことを言うと、たくさんの人が買いたいと思う株はその値段も上がりますし逆に 皆が売りたいと思う株は
その価格は下がります。 企業の業績はもちろん、金利や為替、政治や国際情勢などから株価の変化の要因となります。
C 株はいくらで買えるの?
Bでも述べたように株価は変動するのですが、それ以外に売買単位が決められています。たとえばある会社の株価が
1000円で 売買単位が1000株であれば100万円必要なわけです。 またもし売買単位が100株であるならば 10万円
で良いわけです。
ちなみにこの売買単位を「一単元」や「一枚」と呼ぶこともあります。
D 全部の株が買える?
確かにすべての株式会社は株を発行しています。 が! そのすべてを購入することは出来ません。
一般の投資家が売買できる株は 証券取引所に「上場」もしくは「公開」されているものに限ります。
つまり有名な株式会社でも株式が公開されていなければ一般の投資家は購入をすることが出来ません。
有名どころではサントリー等。
E 注文の方法
株式を売買する際には二通りの売買の形があります。 一つ目は値段を指定して注文する方法「指値」、二つ目に値段を
指定せずに注文する「成り行き」の二つから選択し注文をだす形になります。 ただ、「指値」で注文を出した場合
のほうは取引が成立しない場合が多いです。 つまり「価格優先の原則で」買うときにはより高く、売るときには
より安い値段を設定した注文から優先して取引が行われるからです。更に「時間優先の原則」があり基本的に同じ値段で、
まったく同じ値段で注文を出した際には先に注文を出したほうが優先されます。 このときに注文を出した株数が多い
ほうがあるならば、株数の多いほうが優先されます。 最後に「成行優先の原則」というものがあり、指値注文よりも
成行注文の方の取引が優先されます。
F 株の売買は怖い?
もちろん買った株の勝ちが上がることがある分、逆に下がることもあります。また、買った会社が倒産することも
ありえます。この場合その価値はまったくなくなり ただの紙と化します。 つまり投資したお金はゼロになるという
ことです。まあ 会社経営が悪化する前に売れば投資したお金がゼロになることもありません。また現在ではこまめに
株価をチェックしていれば、大幅に投資したお金が減ることはあってもなかなかゼロにはならないと思いますが。。。
最悪のことも考えて、余剰資金での投資の範囲にとどめることをお勧めします。
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